骨付き鶏もも肉のトマト煮(Pollo Chilindron)

チリンドロンとは、スペインのカルタ(トランプ)遊びが語源のようです。たまねぎ、トマト、ピーマンなどを炒め煮したソースをこのように呼んだ、アラゴン地方の郷土料理です。骨付き肉を使うと旨味が増します。紹介しているレシピでは、生ハムを使っていますが、ベーコンやロースハムでも代用可能です。
マリアージュには、凝縮感のある果実味とスパイシーな味わいの赤ワインがおすすめです。

材料(4人分)

  • 骨付き鶏もも肉 2本
  • たまねぎ1個
  • パプリカ赤1個
  • パプリカ黄1個
  • 緑ピーマン3個
  • 生ハム少々
  • ピメントドゥルセ(パプリカパウダー)少々
  • にんにく2片
  • たかの爪1本
  • トマトソース360cc
  • オリーブオイル適量

作り方

  1. 鶏肉はこしょうをしておく。たまねぎ、パプリカ、ピーマンなどの野菜類も食べやすい大きさにカットしておく。
  2. 鍋ににんにく、たかの爪、オリーブオイルを入れ火にかけ、にんにくが少し色づいたら、生ハム、野菜類を入れ、さらに炒める。
  3. フライパンで鶏肉に焼き色をつけておく。
  4. たまねぎが透き通ってきたら、ピメントドゥルセ、トマトソース、《3》の鶏肉を入れ、20分程煮込む。鶏肉が柔らかくなれば出来上がり。