ボデガ・イ・ヴィニャドス・ピエドラ BODEGA Y VIÑEDOS PIEDRA



1998年にスコットランド人の弁護士グランド・スタインが設立しました。彼が何故このスペインのトロの地を選んだかには幾つかの理由があります。世界の幾つもの優良ワイン生産地を熟知する彼は、世界でも有数のワイナリーとして知られるヴェガ・シシリア(ウニコを生産するボデガとして知られます)がプロジェクトの一環としてこのトロに目を付け、2001年に「ピンティア」を世に生み出したこの土地の可能性を見据えていたのかもしれません。またこの地域は、地場品種のティンタ・デ・トロが大陸性気候のもたらす激しい温度較差と地質による例外的で高品質のワインを生み出すテロワールを供えていたことが理由に挙げられるでしょう。現在はボデガには72haの自社畑を所有しています。30~100年の樹齢の区画を所有しており、ボカラヘにはD.O.トロで一番古い葡萄畑があり、平均樹齢は40年となります。パレディナスには樹齢百年の区画があり、これらがボデガ・イ・ヴィニャドス・ピエドラのワインのキャラクターの骨格を形成しています。ボデガ・イ・ヴィニャドス・ピエドラは、これらのトロの古い樹齢の区画の自社畑から生み出される葡萄と、徹底された収穫制限、厳密な品質管理を可能にするハイテクノロジーの施設、ボデガのフィロソフィーを頑なに守り続ける精鋭のスタッフがワインを造っています。