ボデガス・プロトス BODEGAS PROTOS


ボデガス・プロトスは1927年にペニャフィエル地区の11のブドウ栽培農家が合同して創立されました。このリベラ・デル・ドゥエロで最初の協同組合です。設立当時からその評価は高く、1929年のバルセロナの万博で金賞を受賞しました。このボデガにはドン・ファン・マヌエル王子の時代の1500mの長さの地下道が城の下にあり、そこは年間を通じて気温12℃、湿度75%から80%に保たれ、オーク樽の中でワインはゆっくりと熟成されます。ここには約 5800個のオーク樽と120万リットル入りのタンクがいくつかと2000㎡もの広さの瓶熟成倉庫があります。最新の醸造法や技術を研究し用いながら もこの地方の伝統的なワイン造りを維持し続けています。醸造方法は11世紀に始まる伝統的なワイン造りを維持し続けていて、この方法はシトー派の修道僧ら もすでに用いていました。375ヘクタールの自社畑と400ヘクタールの契約畑を持ち、ティンタ・デル・パイスやティント・フィノと呼ばれるテンプラニーリョとカベルネ・ソーヴィニョン、メルロが植えられています。葡萄畑は標高700~800mにあり、大西洋の影響をやや受けた大陸性気候で非常に乾燥しています。夏は比較的短く、葡萄果実はバランス良く熟成します。