ラ・マンチャ LA MANCHA


有名な小説「ドン・キホーテ」の舞台として知られるこの地方は、標高600mの高地にありスペイン全体の50%にあたるワインの多くは協同組合方式によって生産されています。白ワイン用のアイレン種はソフトで優しい味わいのワインを生み出します。赤ワイン用はセンシベル種(北部のテンプラニーリョと同系)を主体に価格競争力のあるワインが生み出されています。この地方は長年、非常に貧しいというイメージで不当に過小評価されてきましたが、90年代に入って技術革新が進み、国内外での評価を高めつつあります。